不妊症なのか?

不妊症による不安

不妊症なの?

子供がほしいのになかなかできない。。これは不妊症だろうか。。こんな風に悩んでいる夫婦が、日本で10組に1組あると言われている。WHOによる不妊症の定義は「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態」とのことで、正常な夫婦生活があれば、2年以内に90%の確率で妊娠にいたるとされている。なお、問題が男性にある場合が40%、女性にある場合が40%、両方に問題がある場合が15%、原因不明は5%となっている。男性側に問題がある場合は、精子の数が少ないか元気がない、また無精子症などがある。女性の場合、子宮内の血液の循環が悪く、ホルモンが正常に分泌されていないなど、子宮内膜の状態が悪いため、受精卵が子宮内膜に着床しないなどの原因が上げられる。
また、最近は晩婚化、少子化が原因で、不妊症につながる婦人病で苦しむ女性も少なくない。婦人病が増加傾向にあるのは、医療技術の進歩や、女性の受診率が増加したことにも上げられる。しかし、現実に結婚は晩婚化が進んでおり、その上、少子化、初潮年齢の若年化というのも婦人病に拍車をかけているのは事実である。こういった婦人病は数多くあるが、中でもよく耳にするのは子宮筋腫や子宮内膜症ではないだろうか。子宮筋腫は日本人女性の4人に1人の確率であると言われており、有名人では元アナウンサーの中井美穂さんで、治療や手術を受けても、子供はいないという人もいる。また他にも、国生さゆりさんや喜多嶋舞さんなども子宮筋腫であったことを告白している。ただ、子宮筋腫=不妊症とは言えない。適切な治療を受ければ、先に述べた喜多嶋舞さんも一児の母であるが、最近記憶に新しいのはプロレスラーのジャガー横田さんで、彼女の場合、子宮筋腫の摘出手術を受け、年齢の問題もあり(出産当時44歳だった)妊娠の確率は低いと言われたにもかかわらず、出産をとげた人もいる。一方、子宮内膜症は、患者数が100~200万人と言われ、予防ができず、また比較的若い女性に発症する。子宮筋腫と違い、生理が始まってから閉経するまで完治することはない。そして、不妊症を訴える女性の約20~50%が子宮内膜症とも言われ、子供が欲しい女性にとって、深刻な病気の一つと言えるだろう。子宮筋腫と子宮内膜症のどちらにも上げられる病気の特徴は、激しい月経痛を伴うことである。また、生理時以外でも痛みを感じたり、腰痛、性交の際に痛みがあるなどした場合は、早めに婦人科を受診する必要がある。しかし、自覚症状が全くない人もあり、たまたま産婦人科の検診で発見されるというケースも少なくない。
結婚してから婦人病での不妊症に悩む前に、特に女性の場合は日常生活にも支障が出てしまう問題となるため、若い内から婦人科の定期検診を受診することが重要である。